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フルーツバスケット 新Tシャツ発表!

自称デザイナーのみつひろです。自称なので本業ではございませんが、初めてTシャツをデザインしたのは高校生の体育祭の時。

担任の先生の顔写真を撮影・文字を少し載せ、それを東急ハンズでアイロン転写シートにしてもらいました。それをシコシコ家庭科室でアイロンでクラス全員分のTシャツに転写したのを覚えています。その日以降、自称デザイナーとして時折活躍しているわけです。

フルーツバスケットのTシャツですが、これで2回目の制作。今回は時間がない上に私自身の仕事&教習所通いが忙しいこともあり、合間合間を縫うようにデザインのコンセプトを巡らせました。いくつもアイデアが浮かんでは消え、本業がデザイナーの妻に自称デザイナーが相談したり…

早いものでフルーツバスケットが結成されてから丸4年が過ぎようとしていますが、当初はその時限りの演奏会だと思っていました。

まさかここまで永く活動を続けることになると思ってもおらず、ここまで保育園の親同士が仲良くなるとも思っていませんでした。しかし、これも何かの縁。それを大切にしていたらその縁がどんどん広がっていきました。保育園を超えて他の園からも声がかかるようになり、子供同士だけではなく親同士も音楽を通して繋がり始めました。今回はその「縁」をコンセプトにすることにしたのです。

そしてその中に入れる文字はひらがなの「ふ」。

これはフルーツバスケットの「ふ」であり、フレンドの「ふ」や譜面の「ふ」。まぁ、理由は後付ですけどね。ひらがなにこだわったのは、こどもが読めるかどうか。「なにそれー!へんなのー!」って言って笑ってくれたらうれしいなという思いがありました。

最初はIllustratorで仕上げようかと思いましたが、娘に筆で「ふ」の字を何枚も書かせ、その周りの円は私がコンパスで下書きし、それを筆で塗る作業を繰り返しました。

左肩には文京。落款のようなイメージです。ちなみに二重になっている円は家紋で子持輪と呼ばれています。こどもを授かることができたことへの感謝の想いを込めて、この二重円を誂えたのです。

しかもこのTシャツ、鏡に映ると「ふ」の文字が「心」と読めるのです。全く意図していなかったことでしたが、鏡に映る自分を見てフルーツバスケットの原点を思い出しました。

練習を続けていると上手に演奏したくなるものです。なんでもそうかもしれませんが、上達の過程で本当に大切なことを見失ってしまうこともあるのです。

子どもたちにライブの瞬間を楽しみ、喜んでもらえること。それを心で伝えることがフルーツバスケットの本質であり役目なのです。そんな大切なことに気が付かされたデザインでもあります。

今回の「ふ」の文字、予定よりかなり大きくプリントされてしまいましたが、今回の広い会場でのライブでも遠くからよく見えたので結果オーライ!ということでご容赦ください(笑)。

私、これからも自称デザイナーとして活躍の幅を拡げていきたいと思っております。


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