年齢別 おすすめセットリスト
保育園や幼稚園で音楽演奏をするとなったときに、一番に悩んだのが
「どんな曲が受けるのか?」
です。
我が子や前後の学年の子どもたちと日常触れ合っていても、
いざセットリストを組むとなると、これは非常にムツカシイ。
そんな悩みを持つ全てのパパ達のために、備忘録的に。
・0~2歳
多少大きめの音がなったら、確実に2割のお子様方は、泣きます。
しかし2割のお子様方は、非常に興味深げな視線を送ってくれます。
まずは、「かえるの歌」とかの童謡がいいです。
歌い始めると、一緒に歌う子どもたちが現れて、いつしか泣いていた子どもたちも一緒に歌いだす。
いつもその光景は、不思議な感動を覚えます。
・3~4歳
鉄板は、「アンパンマン」と、「となりのトトロ」。
この2大タイトルのコンテンツ力には、恐れおののきます。
あとはやっぱり、「いないいないばあ」の「わーお!」ですかね。
「ニンニンジャー」とか、戦隊モノにチャレンジしたこともありますが
若干微妙な空気に包まれたような気がします。
一緒に歌える歌、知っている歌。
基本中の基本ではありますが、やはり、これが心をつかむためのポイントなのでしょう。
「はたらくくるま」は、バンド・サウンドにもフィットするので
やる方も、結構ノルし、盛り上がります。
間違いなく幸福なるコール・アンド・レスポンスが生まれます。
その他、「おかあさんといっしょ」の楽曲は、結構やってみたい曲がありますが
いかんせん、パパメンバーが共通して歌える/踊れるレパートリが少ないので、避けがちです。
・5~6歳
今回の最大の戦いは、この年長さん達でした。
我々が未経験だったということもあり、一体どんな楽曲が喜ばれるのか、未知でした。
「はたらくくるま」や「アンパンマン」は、
子どもっぽいから嫌がられるのかなと心配していました。
あにはからんや、特に6歳児クラスのお子たちは、
割りと自我が育ちつつあるのでしょう、
開演直後はしっかり斜に構えている方々もちらほらと。
結果としては、若干無理目かなと思っていた「PPAP」と「恋ダンス」が大受けという。
きっと、昨年あたりに「アナと雪の女王」をやっていたら、これも受けただろうなぁという。
もう、大人の世界で流行しているものはしっかりキャッチしている年齢なのですね。
とはいえ、アンコールのリクエストには、しっかり「アンパンマン」が一押しされていたりして、
やっぱり子どもだなぁ、と、不思議な気持ちになりました。
こうやって振り返ると、初回コンサートはゆずの「雨のち晴レルヤ」を
(先生方のリクエストで)やったりしたのが、懐かしく思い出されます。
いや、ほんと、いざやるとなると、ものすごく悩むんですよね、セットリスト。
以上、お子様向けコンサートを企画される際には、ご参考いただけますと幸いです。